2020年度「きぼう」での静電浮遊炉(ELF)を利用した材料研究テーマ募集【基盤研究利用コース】の選定結果について

更新 2021年3月10日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟にある静電浮遊炉(ELF)を利用する材料研究テーマ募集制度(基盤研究利用コース)の搭載実験候補として、1件の提案を選定しました。

JAXAは、これまでに獲得・蓄積してきた無容器処理技術を適用し、ISS・「きぼう」で熱物性値の取得や新機能材料を創成することにより、科学技術の発展や産業への貢献等、科学的成果を社会に還元することを目的として、2020年8月から9月にかけて、熱物性値測定・新機能材料創成実験の搭載試料候補の募集を行いました。

応募のあった提案について、きぼう利用テーマ選考評価委員会(物質・物理科学)及びJAXAにて選考した結果、以下のとおり1件のテーマを選定しました。選定後は、研究代表者の所属機関とJAXAで共同研究契約を結び、早期の軌道上実験の実施を目指し、JAXAと提案者が協力して適合性試験、安全性評価を行い、半年程度をめどに搭載の最終判断を行う予定です。

選定テーマ一覧

提案者 テーマ名
河野 義生(愛媛大学) 低重合度のケイ酸塩融体における粘性、密度の温度依存性測定 [ pdf: 217.7 KB]

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