公開 2024年10月30日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、「きぼう」からの超小型衛星放出サービスの事業者の選定について、2024年7月22日より公募型企画競争を実施し、厳正なる評価の結果、 並びに を選定致しましたので、お知らせいたします。
選定された事業者は、2025年1月より、超小型衛星放出機構（J-SSOD）を用いて、国内外のユーザに対して、超小型衛星放出機会の提供を行います。
JAXAは事業者と共に今後も引き続き船外利用の需要を拡大し、「きぼう」を含む地球低軌道利用の発展を促進しつづけます。
メッセージ
超小型衛星放出事業は、「きぼう」利用サービスの民間移管の第一弾として2018年より開始しました。その後、本事業を取り巻く環境は大きく変化していますが、「きぼう」のロボットアームやエアロックを活用し、宇宙への衛星放出の瞬間をリアルタイムでモニタできる、ISS・「きぼう」ならではの超小型衛星放出サービスとして、様々なビジネスや人材育成に適用可能と考えています。
選定された両事業者は、これまで「きぼう」利用サービス提供事業の先駆者として、超小型衛星放出のビジネス開拓を進めてこられており、引き続き本事業を通じた「きぼう」の利用促進・拡大につなげて頂くことを期待しています。
【白川正輝 きぼう利用センター長】
