公開 2026年5月27日
JAXAと国際パートナーは、25年以上にわたり国際宇宙ステーション(ISS)で様々な研究実験を推進し、国際協力を深めています。
今回、2024年10月1日から2025年9月30日までの期間における、各国の最新のISS利用成果が「2025 Annual Highlights of Results」としてまとめられました。その中で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)関連の実験成果として、小動物飼育ミッション(MHU-1・MHU-4・MHU-5)、ELF-Thermal Storage、Space AS-LiB 、Tanpopo-3の4つの研究が取り上げられました。
これらの研究は、宇宙空間の利用における科学的理解を深めるとともに、将来の宇宙探査や宇宙利用に貢献することが期待されています。
2025 Annual Highlights of Resultsの詳細については、NASAページをご覧ください。
それぞれの研究については、JAXA関連ページをご覧ください。
小動物飼育ミッション(MHU-1・MHU-4・MHU-5)
- 【MHU-1】マウスを用いた宇宙環境応答の網羅的評価(Mouse Epigenetics)
- 【MHU-4】重力刺激による脊髄背側血管への血管ゲート形成と分子発現の解析(Gravity gateway reflex)
- 【MHU-5】JAXA小動物飼育ミッション月面低重力環境設定の技術実証
ELF-Thermal Storage
Space AS-Lib
Tanpopo-3
- Tanpopo実験は「きぼう」船外のExHAMで微生物や種子を宇宙空間に約1年曝露し、生命が過酷な宇宙環境で生存・適応できる可能性を探り、太陽系における生命の起源と移動に関する理解を深めることを目的としています。Tanpopo-3では、アントシアニンを含む紫色の色素を持つイネ種子(紫米)と、その遺伝的に同系統で色素を持たないイネ種子(白米)を用いて、宇宙環境におけるアントシアニンが種子の生存性に与える影響を評価し、紫米のほうが種子の保護効果が高いことがわかりました。




