情報提供要請(RFI)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小動物飼育ミッションにおける操作を主テーマとし、発展の著しい遠隔化・自動化・自律化技術を活用することで、効率的・効果的な宇宙実験・利用の機会構築を目指します。
その上で、新たな技術・機会を活用し、今まで出来なかったような実験・利用機会と成果の創出を目指すとともに、技術実証、エンターテイメント利用等も含めた多様な利用により、利用率を高め、関連企業等による事業性の確保・発展を目指します。
本情報提供要請(RFI)は、上記の背景・ビジョンのもと、JAXAが検討を行っている「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)に関して、以下の3つの目的で行います。
- 小動物飼育ミッションにおける操作(本ミッション)のJAXAシステム要求(案)に対する情報提供
- 本システムを用いた他の利用に関する情報提供(発展要素)
- 本システムの価値を高める要素技術等に関する情報提供(発展要素)
JAXAは提供いただいた情報を元に、システム要求(案)の見直しを行い、この後計画している競争的調達に向けて、開発計画・調達計画案を策定します。
なお、計画策定にあたっては、当初はJAXA主体としつつも、長期的には事業者が一連の手段を一貫した「実験機会提供サービス」として提供する形態で、2030年以降(Post ISS)を見据え、自立的な事業として運営されることを目指す考えです。
RFIの概要
件名
「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)の構築に向けた情報提供要請(RFI)
募集期間
2023年10月2日(月) ~ 2023年11月10日(金) 17:00
対象
- 本RFIの対象は、「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)です。
- 本システムは、図1に示すように基本構成部と、AI活用・自動化を含む、多様な利用への発展やPost ISSを見据えた事業性確保のための発展要素部に分かれます。(システム構成、ロボット回りの構成案等は「情報提供要請書」をご覧ください。)
- システム開発のみを対象とするのではなく、事業性確保のための情報・意見についても提供要請します。
応募書類
- 【GEMPAK RFI】情報提供要請書 [ pdf: 1.5 MB]
- 【GEMPAK RFI】別添1:情報提供書(様式) [ docx: 39.2 KB]
- 【GEMPAK RFI】別添2:「きぼう」自動実験システム概要説明資料 [ pdf: 3.3 MB]
- 【GEMPAK RFI】別添3:「きぼう」自動実験システム システム要求書(案) [ pdf: 1.1 MB]
update 情報提供要請書11.(9)に基づき、別添3:「きぼう」自動実験システム システム要求書(案)から呼び出されているいくつかの技術文書をご要望の方は、以下の「秘密保持約款への同意及び秘密保全に関する管理者の通知について」にご記入の上、本RFIの事務局まで「書類提出・問い合わせフォーム」を利用してご提出ください。
JAXAで確認をさせて頂いたのちに、本秘密保持約款に基づき、当該資料を送付させていただきます。なお、本RFI終了後には、情報提供要請書11.(10)に基づき、適切な処分をお願いします。
- 【GEMPAK RFI】秘密保持約款への同意及び秘密保全に関する管理者の通知について [ docx: 19.8 KB]
書類提出先・お問合せ
「情報提供書」に必要事項をご記入、PDF 形式に変換の上、以下「書類提出・問い合わせ」フォームよりご提出ください。
また、不明な点や質問などがございましたら、同フォームよりお問い合わせください。
書類の提出期限は、2023年11月10日(金)17:00 です。
JAXA 有人宇宙技術部門きぼう利用センター
「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)の構築に向けた情報提供要請 担当
update よくあるご質問・回答を公開します。ご応募、お問い合わせの前に確認ください。
- 【GEMPAK RFI】よくあるご質問(FAQ) [ pdf: 1.5 MB]
RFI説明会について
update 本RFIの説明会を10月6日に実施しました。当日資料やアーカイブ配信を掲載したので、ご参考になさってください。
日時 | |
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場所(オンサイト) | 東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー7階 ※ X-NIHONBASHIにはTOWERとBASEの2か所がございます。本件はTOWERにて実施しますので、お間違えのないようご注意下さい。 |
配信(オンライン) |
ライブ配信を終了しました。引き続きアーカイブでご覧いただけます。 アーカイブ配信 |
資料 |
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