セミナーライブ配信 セミナー終了・ビデオ配信中
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きぼう」利用に関する取り組みやその成果、2020年度の「きぼう」船内科学利用テーマ(フィジビリティスタディ(FS)テーマ、マウス特定解析課題研究テーマ、マウスサンプルシェアテーマ、静電浮遊炉(ELF)を利用した材料研究テーマ)に関する説明をオンラインで開催します。ライブ配信中にリアルタイムでの質問にも対応します。詳細は ライブ配信 をご覧ください。「きぼう」利用をご検討されている皆様のご参加をお待ちしております。
個別利用相談 申し込みは9/16まで
期間限定で2020年度「きぼう」利用テーマ募集や「きぼう」利用に係る個別の利用相談にJAXAプロジェクト担当者が対応します。以下の 個別相談会 よりお申し込みください。
ライブ配信
このページに掲載の資料は「きぼう」利用テーマ応募の際にお役立てください。アジェンダよりビデオ配信を視聴できます。
配信日時 |
共通部分
2020年9月4日(金) 13:30~14:30
生命医科学分野
2020年9月4日(金) 14:35~15:45
物質・物理科学分野
2020年9月4日(金) 14:35~15:25
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配信URL |
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Q&A |
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主催 | JAXA有人宇宙技術部門 きぼう利用センター きぼう利用企画グループ |
配信アジェンダ
アジェンダは予告なく変更となる場合があります。●は分野共通項目、〇は分野別項目です。応募予定の分野を図2のチャートからご確認ください。
共通
時間 | 内容 | 発表者/登壇者 |
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13:30~13:45 | ● 開会挨拶、「きぼう」利用全般について「きぼう」利用の目指す<2030年頃>の姿とそれを実現するためのビジョンを紹介 |
有人宇宙技術部門きぼう利用センター 小川志保センター長 説明資料 [PDF:3.4 MB] |
13:45~14:05 | ● 2020年度「きぼう」船内科学利用テーマ募集について【FSテーマ募集、マウス特定解析課題研究募集、マウスサンプルシェアテーマ募集、静電浮遊炉利用テーマ募集にかかる説明】各募集概要、留意事項、審査ポイント、募集選定から「きぼう」での実験に向けたスケジュール等 |
有人宇宙技術部門きぼう利用センター 加藤充康主任研究開発員 説明資料 [PDF:3.7 MB] |
14:05~14:20 | 〇有人宇宙技術分野超長期有人宇宙滞在技術や探査技術等の研究開発を推進するため、今年度新たに募集する有人宇宙技術について、今後どのような研究が期待されているのかなどを説明 |
有人宇宙技術部門きぼう利用センターきぼう利用企画グループ 白川正輝グループ長 |
14:20~14:30 | ●共通Q&A当日および事前にいただいたご質問への回答を掲載しました |
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14:30~14:35 | 休憩 |
生命医科学分野
時間 | 内容 | 発表者/登壇者 |
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14:35~14:55 | 〇生命医科学/ 宇宙医学研究分野ヒトを対象とした、健康長寿や有人活動につながる宇宙医学研究について、これまでの成果やどのような研究が行われているか、その制約などを説明 |
有人宇宙技術部門宇宙飛行士運用技術ユニット宇宙医学生物学研究グループ 古川聡グループ長 |
14:55~15:15 | 〇マウスサンプルシェア・マウス特定解析課題研究これまでのマウス飼育ミッションで取得された未解析サンプルを利用したマウスサンプルシェアの概要、及び、今年度新たに募集する、取得済みマウスミッション映像データ及び精子を利用した今後の有人宇宙探査等に向けたマウス特定解析課題の概要や期待などを説明 |
有人宇宙技術部門きぼう利用センター(小動物飼育ミッション担当) 芝大技術領域主幹 |
15:15~15:35 | 〇生命医科学/ ライフサイエンス分野微小重力環境や「きぼう」のユニークな実験装置を利用したライフサイエンス分野の研究全般(ヒト対象及びや小動物利用研究を除く)について、これまでの成果や今年度新たに設置された機器の概要などを説明 |
有人宇宙技術部門きぼう利用センター(ユーザインテグレーション担当) 東端晃主任研究開発員 |
15:35~15:45 | 〇Q&A当日および事前にいただいたご質問への回答を掲載しました |
物質・物理科学分野
時間 | 内容 | 発表者/登壇者 |
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14:35~14:55 | 〇物質・物理科学分野微小重力環境や「きぼう」のユニークな実験装置を利用した物質・物理分野の研究全般(静電浮遊炉利用を除く)について、これまでの成果や今年度新たに設置された機器の概要などを説明 |
有人宇宙技術部門きぼう利用センター(ユーザインテグレーション担当) 中村裕広技術領域主幹 |
14:55~15:15 | 〇静電浮遊炉利用無容器処理技術を利用した材料研究を推進するための、「きぼう」静電浮遊炉の概要やこれまでの成果などを説明 |
有人宇宙技術部門きぼう利用センター(静電浮遊炉担当) 猿渡英樹技術領域主幹 |
15:15~15:25 | 〇Q&A当日および事前にいただいたご質問への回答を掲載しました |
質疑応答
- 事前およびリアルタイムの質問受付は終了しました。
公募に係る質問(制度全体・共通事項、分野別)を配信終了まで受け付けます。回答は基本的にライブ配信中に行い、後日WEBでも紹介します。質問も公開されますので、公開可能な内容について記載願います。- 公開を希望しない、研究に係る内容や個別の特殊な相談については、 個別相談会申込フォームをご利用ください。
ご質問ありがとうございました。当日の質疑応答について、以下にまとめて掲載します。(9/10追記)
- ライブ配信セミナー・事前質問フォームでいただいたご質問はこちら [PDF:601.9 KB]
2020年度「きぼう」船内利用テーマ募集
JAXAプロジェクト担当者との個別相談会【事前予約制】
具体的な研究テーマ等に関するご質問をお持ちの方やライブ配信での質問・回答の公開を希望しない方を対象に、今回のフィジビリティスタディテーマ等「きぼう」船内利用テーマ募集に向けた準備のための個別相談にJAXAプロジェクト担当がオンラインにて対応します。以下の申込フォームより相談内容、個別相談会を希望する方は希望の日時を添えお申し込みください。なお、各プログラムとも定員に達し次第、締め切りとなります。
申込期間 | 8月3日(月) ~9月16日(水) 16時(定員に達し次第終了) |
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個別相談対応期間 | 9月4日(金) ~9月25日(金) |
JAXA実験室紹介
限られた宇宙ミッション機会を活かし成果を最大限にするためには、精度の高い地上での準備が必須です。JAXAでは、「きぼう」で行われる実験や技術実証を支えるための地上設備を整備しています。今回は以下の研究を支える地上実験室・設備の概要をシリーズで紹介いたします。
JAXA実験室紹介~有人技術研究
宇宙飛行士の限られた作業時間を有効に使うため、定型作業についてはロボットによる自動化自立化を検討しています。さまざまなロボットの技術検証のため、「きぼう」船内模擬フィールドを整備しています。本動画では、有人技術研究のためのJAXA筑波宇宙センターの地上実験設備を紹介します。
JAXA実験室紹介~高品質タンパク質結晶生成実験
すべての生き物の体はタンパク質からできています。タンパク質を研究することは生命の神秘を解き明かすことにつながります。また、病気の原因のタンパク質を研究することは医薬品の開発につながります。本動画では「きぼう」での高品質タンパク質結晶生成実験を支える地上実験設備を紹介します。
JAXA実験室紹介~静電浮遊炉
JAXAの静電浮遊炉(「きぼう」搭載および地上設備)は物体を浮遊させた状態で加熱したり物理的性質を調べることができるため、これまで材料研究や材料開発を目的として国内外の研究者・企業の皆さま利用されています。本動画では地上実験室の設備を使用し、静電浮遊炉の特徴や利点を紹介します。
JAXA実験室紹介~ライフサイエンス(細胞培養・共焦点顕微鏡)
宇宙環境が生物にとってどのような影響があるのかいまだにわかっていません。重力や宇宙放射線の影響を調べるため地球を飛び出し「きぼう」でライフサイエンス分野の研究も行っています。地上と違う「きぼう」の微小重力環境下でも培養細胞が扱える特殊な器具や、培養した細胞を観察するライブイメージングシステムを紹介します。
JAXA実験室紹介~ライフサイエンス(植物栽培・細胞培養装置・共焦点顕微鏡)
「きぼう」で行われているライフサイエンス研究。本動画では植物栽培で使用する装置や細胞培養装置、そして、微小重力環境で細胞にどのような現象がおこっているかをそのまま観察することができるライブイメージングシステムなど、「きぼう」での実験のために準備したJAXAの培養実験設備を紹介します。