きぼう利用戦略 ~「きぼう」利用成果最大化に向けて アジェンダ2030 ~ 第4版制定

更新 2024年10月 8日

近年の我が国における宇宙政策の転換やポストISSを見据えた様々な取り組みの加速、有人与圧ローバーに関する日米政府間の実施取り決めの署名等、有人宇宙技術開発を取り巻く環境は大きく変化しています。このような環境変化に対応した我が国の研究開発成果の最大化に向けて、戦略的かつ組織的に「きぼう」利用を推進していくため、JAXA有人宇宙技術部門長・理事の外部諮問委員会であるきぼう利用推進有識者委員会のもと、「きぼう利用戦略」を改訂し2024年3月に第4版を策定しました。

※本戦略初版は、2018年10月に同委員会のもと、制定されました。

本戦略は、「きぼう」を取り巻く状況の変化やきぼう利用の進捗状況等に応じて随時見直すものとしております。第4版では、2030年までの国際宇宙ステーション(ISS)運用延長に対し日本政府が参加を表明したことや、2023年6月に制定された新たな宇宙基本計画にポストISSを見据えた2030年以降の地球低軌道活動のビジョンや取り組みが明確化されたことを受け、以下のポイントを2020年に制定した第3版から更新しました。

きぼう利用を取り巻く環境(本紙1章)

国の政策状況や世界動向の進捗を踏まえ、きぼう利用をとりまく環境認識について第3版からの情報の最新化しました。

中期ビジョン(本紙2章)

ポストISS(2035年頃)の地球低軌道利用の目指す姿の実現に向けて、ポストISSへのシームレスな移行準備期間(2028~2030年)において、どのように「きぼう」を維持発展させ、ポストISSに移行させるかを実現するための中期ビジョンを明確化しました。

利用拡大に向けた取り組み(付録)

本紙の付録として、利用拡大にむけた具体的な取り組みを記載しています。新たな利用拡大に向けた取り組みや、成果最大化に向けた重点化領域(プラットフォーム)について既存プラットフォームについての情報の更新、及び、次期プラットフォーム候補についての記載を追加しました。

詳細資料

タイトル サイズ ID
きぼう利用戦略・「きぼう」利用成果最大化に向けて-アジェンダ2030 第4版 [ pdf: 17.9 MB] 67905

要約版等は順次更新予定。


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