利用状況と今後の予定

公開 2025年6月25日

革新的材料研究支援プラットフォーム

<静電浮遊炉(ELF)※1 を利用した実験>
  • 6月16日、宇宙飛行士がELFの試料カートリッジの観察窓を清掃しました。続いて、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ワークボリューム(WV)および小規模実験エリア(SEA)のドアが閉じていることを確認後、ラックを遮断しました。
  • 6月18日、ELF実験のソフトウェア更新に向け、宇宙飛行士がケーブルの設定変更を行いました。翌19日には、地上からMSPR2を起動してソフトウェア更新を行い、ラックを遮断。その後、宇宙飛行士がケーブルの設定を元に戻しました。加えて地上から再びMSPR2を起動し、WVおよびSFAのドアが閉じていることを確認した上で、ラックを遮断しました。


先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<FLARE※2 実験を継続中>
  • 6月10日、宇宙飛行士がFLARE実験の準備として固体燃焼実験装置(SCEM)※3 の試料を交換しました。


超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

<JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機(Int-Ball2)※4
  • 6月9日、地上からInt-Ball2を起動し、「Fire Indicator」の機能確認作業を行いました。
    この作業は、本来宇宙飛行士が定期メンテナンスとして行っていた作業で、今回Int-Ball2カメラによる撮影によって確認作業を行いました。
  • 6月13日、宇宙飛行士と地上のチームが協力して、Int-Ball2のドッキングステーションと接続されたラップトップのメンテナンス作業を行いました。


学術研究の推進

<Hicari-II※5 Run#8実験>
  • 引き続き、地上から結晶成長のモニタリングを継続しています。


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​25.6.23-​2​0​25.7.6 [ pdf: 365.8 KB] 74247
先週の実績 2​0​25.​6.9-​2​0​25.​6.22 [ pdf: 384.2 KB] 74246

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
きぼう利用プロモーション室
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