2023年度「きぼう」での静電浮遊炉(ELF)を利用した材料研究テーマ募集【基盤研究利用コース】の選定結果について

公開 2024年3月29日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟にある静電浮遊炉(ELF)を利用する材料研究テーマ募集制度(基盤研究利用コース)の搭載実験候補として、2件の提案を選定しました。

JAXAは、これまでに獲得・蓄積してきた無容器処理技術を適用し、ISS・「きぼう」で熱物性値の取得や新機能材料を創成することにより、科学技術の発展や産業への貢献など、科学的成果を社会に還元することを目的として、2023年10月から12月にかけて、熱物性値測定・新機能材料創成実験の搭載試料候補の募集を行いました。

応募のあった提案2件について、きぼう利用テーマ選考評価委員会(物質・物理科学)およびJAXAにて選考した結果、以下のとおり2件のテーマを選定しました。選定後は、研究代表者の所属機関とJAXAで共同研究契約を結び、早期の軌道上実験の実施を目指し、JAXAと提案者が協力して適合性試験、安全性評価を行い、1年程度をめどに搭載の最終判断を行う予定です。

選定テーマ一覧

提案者 テーマ名
小澤 俊平(千葉工業大学) 酸素の影響を考慮した表面張力測定法の評価とその応用
増野 敦信(京都大学) 融液の熱物性と原子配列をベースとした機能性高充填密度ガラスの設計指針の確立
※ 所属機関名は、応募選定時点のもの。

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