公開 2023年11月 9日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きぼう」利用定型化細胞培養装置技術実証における協力提案として、2件の提案を選定しました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、開発中の定型化細胞培養装置の技術実証に協力いただける研究者、および当該研究者によるJAXAが設定する定型化細胞培養装置の技術実証の範囲(プロトコル)内で実施可能な、微小重力などの「きぼう」日本実験棟の特徴を最大限に活用する研究提案の募集として、2023年4月から7月にかけて、「きぼう」利用定型化細胞培養装置技術実証における協力提案の募集を行いました。
応募のあった提案8件について、きぼう利用テーマ選考評価委員会(生命医科学)及びJAXAにて選考した結果、以下のとおり2件を選定しました。選定後は、研究代表者の所属機関とJAXAで共同研究契約を結び、2026 年 1 月以降の打上・宇宙実験を目指し、協働して定型化細胞培養装置・技術実証実験に向けた準備を進めて行きます。
選定テーマ一覧
提案者 | テーマ名 |
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清水 達也(東京女子医科大学) | きぼう内定型化細胞培養装置を用いた間葉系幹細胞培養とその形態・オミックス解析 |
金子 新(京都大学) | 定型化細胞培養装置を用いたiPS 細胞維持培養、分化培養、品質管理の技術実証 |
関連リンク
- 2023年度「きぼう」利用定型化細胞培養装置技術実証における協力提案募集について(2023年4月11日)