公開 2021年10月12日
JAXAと大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)は、国際宇宙ステーション 「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星の放出機会を提供するJ-CUBEプログラムに基づく公募を10月末から開始予定です。
J-CUBEでは、国際貢献に資する人材育成を推進することを目的とした「国際協力枠」と、先進的な技術実証機会を提供する「国内先進ミッション枠」の二つの応募枠があります。本プログラムにより、超小型衛星開発を通した持続的・国際的な人材育成を実施し、「きぼう」の利用拡大とSDGsへ貢献します。
募集概要
放出可能な衛星サイズ | 1~3U※
※CubeSat規格衛星:縦10cmx横10cm、高さがそれぞれ1U:10cm、2U:20cm、3U:30cm
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利用形態 | 有償 |
募集数 | 12U(最大6機)/年度 |
国際枠の応募条件
- 海外機関と国内の大学などの高等教育機関(以下「大学など」と示す)が共同体制となっていること。
- ミッションの目的に国際貢献に資する人材育成が含まれており、かつ当該国にとって発展的な産業育成や宇宙開発の基盤構築などの具体的な持続的将来構想があること。
国内競争枠の応募条件
- 国内の大学などの技術開発能力強化を図るため複数の国内の大学などで共同開発体制とすること。
- ミッションの一つに革新的で野心的な衛星技術の開発、あるいは超小型衛星をもちいた新規要素技術の実証を含むこと。
募集について
募集窓口、応募の詳細はUNISECのサイトで公開予定です。
関連情報
関連プログラム
超小型衛星の開発に関するオンライン教育プログラム「KiboCUBEアカデミー」を公開予定です。超小型衛星の技術、開発プロセスなどに関する講義・インタラクティブセッション等を通じ、広く発展途上国の能力向上に貢献していきます。