2019年度「きぼう」船内科学利用テーマの募集について

更新 2019年10月 1日

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の船内環境を利用する科学研究提案および定型化実験テーマの募集として、「きぼう」利用フィジビリティスタディ(FS)テーマ、「きぼう」利用マウスサンプルシェアテーマ、「きぼう」での静電浮遊炉(ELF)を利用した材料研究テーマを募集いたします。(図1青太枠参照)

各募集の詳細につきましては、以下の募集概要およびそれぞれの募集案内ページをご覧ください。

図1 今回募集の募集範囲(太青枠)

募集の概要

国の戦略的研究募集区分: 国の戦略的施策に沿った課題解決型の研究に貢献する「きぼう」利用研究提案募集(「きぼう」を使った健康長寿に関連する研究)
一般募集区分: 自由な発想に基づく独創的かつ先導的で、国際的に高い水準の成果が期待できる「きぼう」利用研究提案募集(物質・物理科学分野および生命医科学分野)
これまでのISS・「きぼう」で実施されたマウス飼育実験での未解析組織を対象とし、科学的な成果創出を目的に評価・解析を行う提案募集

FY2018までに選定された「きぼう」船内科学利用テーマの軌道上実験スケジュールについて

現在計画中の「きぼう」船内科学利用テーマの軌道上実験スケジュールの概略を図2に示します。各実験テーマの実施計画時期は暫定であり、確約されたものではありませんが、研究計画立案のご参考としてご活用ください。

図2 FY2018までに選定された「きぼう」船内科学利用テーマの軌道上実験スケジュール(概略)

募集説明会について

2019年度に募集する「きぼう」利用テーマ(FSテーマ、マウスサンプルシェアテーマ、静電浮遊炉を利用した材料研究テーマ)に関する説明、これまでの「きぼう」利用成果に関するプレゼンテーション、および個別の利用相談会を開催します。


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
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