2020年度「きぼう」利用マウスサンプルシェアテーマの最終報告について

公開 2023年12月20日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟である「きぼう」利用マウスサンプルシェアテーマとして2020年度に選定された8テーマについて、最終報告書を公開しました。

JAXAは、「きぼう」利用の裾野拡大および、これまでに「きぼう」で実施された小動物飼育ミッションでの未解析組織の有効活用を目的として、2018年度からマウスサンプルシェア研究提案の募集を実施しています。

今回公開された最終報告書には、2020年度にJAXAから提案者に提供されたマウスの未解析組織を用いた研究実績の概要、現在までの達成度、今後の研究の推進方策などの研究成果がまとめられています。

最終報告書

提案者 テーマ名
西山 成(香川大学) 微小重力に伴う生体内の電解質・体液分布変化の同定 [ pdf: 247.7 KB]
猪俣 武範(順天堂大学) 宇宙環境がドライアイ発症に及ぼす影響に関する研究 [ pdf: 246.4 KB]
城戸 瑞穂(佐賀大学) 微小重力が与える歯周組織の変化--歯周病に伴う骨吸収機構の解明-- [ pdf: 158.1 KB]
中野 貴由(大阪大学) 宇宙環境が骨質(骨配向性)に与える影響の解明 [ pdf: 276.4 KB]
本田 知之(岡山大学) 宇宙環境ストレスによる組織特異的な内在性レトロウイルス応答の解析 [ pdf: 413.7 KB]
三宅 将生(福島県立医科大学) 宇宙飛行が尾部組織に与える影響 [ pdf: 283.5 KB]
田村 晃太郎(花王株式会社) 加齢および免荷に伴う脊髄神経系の可塑的変容解明 [ pdf: 258.9 KB]
暮地本 宙己(東京慈恵会医科大学) 微小重力環境下の肝臓におけるストレス応答の機能形態解析 [ pdf: 252.7 KB]
所属機関名は、最終報告時点のもの

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
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