2019年度「きぼう」利用マウスサンプルシェアテーマの最終報告について

公開 2022年12月21日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟である「きぼう」利用マウスサンプルシェアテーマとして2019年度に選定された8テーマについて、最終報告書を公開しました。

JAXAは、「きぼう」利用の裾野拡大および、これまでに「きぼう」で実施された小動物飼育ミッションでの未解析組織の有効活用を目的として、2018年度からマウスサンプルシェア研究提案の募集を実施しています。

今回公開された最終報告書には、2019年度にJAXAから提案者に提供されたマウスの未解析組織を用いた研究実績の概要、現在までの達成度、今後の研究の推進方策などの研究成果がまとめられています。

最終報告書

提案者 テーマ名
清水 泰生(獨協医科大学) 宇宙空間で過ごしたマウス肺の代謝変化イメージング [ pdf: 290.2 KB]
阿閉 耕平(株式会社ユーグレナ) 含硫代謝物および遺伝子発現を指標にした無重力が酸化還元状態に及ぼす影響の解明 [ pdf: 253.7 KB]
本田 知之(岡山大学) 宇宙環境における内在性レトロウイルスの制御機構の解明 [ pdf: 267.7 KB]
三宅 将生(福島県立医科大学) 宇宙飛行が管腔構造に与える影響の種間・週齢比較 [ pdf: 270.8 KB]
萬谷 博
(東京都健康長寿医療センター研究所)
マルチオミクスによる微小重力/老化関連因子の同定 [ pdf: 252.5 KB]
城戸 瑞穂(佐賀大学) 微小重力による歯周組織変化 ─歯周病発症との関連─ [ pdf: 153.5 KB]
暮地本 宙己(東京慈恵会医科大学) 肝臓に微小重力環境が与える影響の形態学的解析 [ pdf: 250.4 KB]
小林 良喜(日本大学) 微小重力が口腔内環境に及ぼす影響の解明 [ pdf: 259.4 KB]
所属機関名は、最終報告時点のもの

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