公開 2025年8月20日
革新的材料研究支援プラットフォーム
<静電浮遊炉(ELF)※1 を利用した実験>
- 8月6日、ELF実験の準備として、宇宙飛行士が「きぼう」の共通ガス供給装置(CGSE)※2 のアルゴンガス供給バルブを開放し、ガスの供給を開始しました。
- 8月8日、宇宙飛行士がELFの試料ホルダを交換しました。続いて、地上から多目的実験ラック(MSPR2)およびELFを起動し、交換後の機能確認を行いました。確認完了後、ELFおよびMSPR2ラックを遮断しました。
- ※1 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※2 「きぼう」の共通ガス供給装置(JEM Common Gas Support Equipment: CGSE)
先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)
<FLARE※3 実験を継続中>
- 8月5日、地上から多目的実験ラック(MSPR)と固体燃焼実験装置(SCEM)※4 を起動し、8月1日から実施していた加圧リークチェックの結果を確認しました。その後SCEMの減圧リークチェックを開始し、ラックと装置を遮断しました。
- 8月8日、宇宙飛行士がFLARE実験の準備としてSCEMのガスボトル配管にあるバルブの開操作を行いました。続いて、地上からMSPRとSCEMを起動し、減圧リークチェックの結果を確認し、FLARE実験を行いました。実験終了後、SCEMとMSPRを遮断し、宇宙飛行士がバルブの閉操作を行いました。
- 8月13日、宇宙飛行士がFLARE実験の準備としてバルブの開操作を行い、地上からMSPRとSCEMを起動してFLARE実験を行いました。実験終了後、地上からSCEMおよびMSPRを遮断しました。
- 8月15日、宇宙飛行士が後処置として、バルブの閉操作を行いました。
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<Int-Ball2※5 によるビデオサポート>
- 8月4日、日本人宇宙飛行士たちのビデオメッセージの収録を、Int-Ball2が、地上からの操作でサポートしました。
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:利用サービス提供事業者のミッション
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2025.8.18-2025.8.31 | [ pdf: 350.7 KB] | 74274 |
先週の実績 2025.8.4-2025.8.17 | [ pdf: 362.2 KB] | 74273 |