公開 2020年5月27日
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※1を利用した実験を行っています>
- 5月11日、14日に実験を行いました。
超長期有人宇宙滞在技術や地球低軌道及び探査技術の獲得
<無線LAN伝送軌道上実証(WLD※2)の準備>
- 「こうのとり」9号機(HTV9)ミッションでWLDの軌道上実証を行うための準備として、5月12日に「きぼう」船内実験室(JPM)の窓シャッターを開け地上から船内端末と船外のカメラ環境間のチェックアウト、5月13日には地上から船外カメラのチェックアウトを行いました。また、5月22日から24日に地上から船外カメラのステータス確認をしました。
<惑星表面の柔軟地盤の重力依存性調査(Hourglass※3)>
- 5月15日に実験準備としてCBEFの起動確認し、5月18日から19日にHourglass供試体をCBEFに取り付け、Run2実験を行いました。Run2実験データは5月21日に地上からダウンリンクを行いました。
国際協力の推進
<「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC※4)の準備>
- 5月13日、Kibo-RPCの準備として、Astrobeeを使用し「きぼう」船内実験室内のマッピングを行いました。また、5月21日にAstrobeeの準備やターゲットの設置を行いました。6月初旬に日本国内予選が開催されます。
継続実施中
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 簡易曝露実験装置(ExHAM) を利用した曝露実験
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置(HDTV-EF2カメラ) の利用
- 小型衛星光通信実験装置(SOLISS)
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
- 長期宇宙滞在がヒトの脳循環調節機能に及ぼす影響(Cerebral Autoregulation)
- 閉鎖微小重力環境下におけるプロバイオティックスの継続摂取による免疫機能及び腸内環境に及ぼす影響の検討に係る共同研究(Probiotics)
資料
タイトル | サイズ | ID |
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先週の実績 2020.05.11-2020.05.24 | [ pdf: 91.5 KB] | 71426 |
今週・来週の予定 2020.05.25-2020.06.07 | [ pdf: 90.0 KB] | 71425 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室
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