ランダム分散液滴群の燃え広がりと群燃焼発生メカニズムの解明-2

更新 2022年4月12日

Group Combustion-2Elucidation of Flame Spread and Group Combustion Excitation Mechanism of Randomly Distributed Droplet Clouds-2

準備中
研究目的 微小重力場における液滴列を含む液滴群要素の燃え広がりにおいて、特に冷炎を考慮した燃え広がり過程の極限理解を目指し、それに基づくパーコレーションモデルの構築やサブモデルの検証を行うことで、群燃焼発現限界を正確に記述可能なシミュレーション技術への展開を目指す。
期待される利用/研究成果 複雑系において現象を支配する最小構成要素内の局所的な熱的情報伝達ルールを微小重力科学により極限理解し、このルールを基にしたパーコレーション理論により複雑系のマクロな挙動を理解する本研究のアプローチにより、新たなエンジン用複雑系混相燃焼物理の創造に繋がる。「きぼう」における良質な微小重力環境において取得された高精度実験データにより、冷炎や輻射熱損失に関する数値シミュレーションサブモデルの検証を行う。検証済のサブモデルを組み入れた計算コードは、自動車、航空機用エンジンの設計開発における非常に有用なツールとなる。
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三上 真人 MIKAMI Masato

山口大学大学院 創成科学研究科 教授


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