メダカにおける微小重力が破骨細胞に与える影響と重力感知機構の解析

更新 2022年8月 8日

Medaka OsteoclastEffect of microgravity on osteoclasts and the analysis of the gravity sensing system in medaka

完了
宇宙利用/実験期間 2012年 ~ 2014年
研究目的 骨を構成する細胞が光るメダカを使い、宇宙における骨代謝を解析します。
宇宙利用/実験内容

(1)長期飼育実験
メダカ幼魚を軌道上に打ち上げ、国際宇宙ステーションの水棲生物実験装置で約2ヶ月間飼育します。宇宙での飼育開始後、経時的に水槽からメダカを取り出し、化学固定を行います。また、飼育開始時と終了時に遺伝子保存処理を行います。化学固定試料および遺伝子保存処理試料はすべて地上に回収し、歯と骨の周囲にある組織と細胞について組織解析と遺伝子発現解析を行います。

(2)短期蛍光観察実験
破骨細胞あるいは骨芽細胞で特異的に蛍光を発するトランスジェニックメダカの胚や稚魚を軌道上に打ち上げ、蛍光顕微鏡で、宇宙での破骨細胞と骨芽細胞の動きをリアルタイムで観察します。

成果報告
詳細
研究論文(Publication)

工藤 明 KUDO Akira

東京工業大学大学院 生命理工学研究科 教授


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
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