宇宙環境における線虫の老化研究

更新 2023年7月 5日

Space AgingStudy of the effects of space flight on the aging of C. elegans

完了
宇宙利用/実験期間 2015年 ~ 2015年
研究目的 老化の速度や寿命は遺伝的な要因とともに環境に応答して決まると考えられています。微小重力環境が生物の老化過程に与える影響を明らかにするため、線虫を用いて、宇宙環境における線虫の寿命を計測するとともに、遺伝子発現の変化を解析します。
宇宙利用/実験内容 「きぼう」日本実験棟で、2種類の線虫を培養します。CCDカメラ付きの装置で録画した動画を地上に伝送し、線虫の動きを観察します。線虫を最大70日、ほぼ動かなくなるまで観察してその動きから老化の速度を計測します。培養した線虫は凍結して地上に回収します。宇宙で十分な数の線虫を凍らせて、変性しないよう凍結状態で保存し、地上に持ち帰ってから遺伝子の発現、タンパク質の量を調べて、寿命の変化の原因を明らかにします。
期待される利用/研究成果 本実験により宇宙環境に長期間滞在することにより、線虫の老化速度と寿命がどのような影響を受けるかが明らかとなります。宇宙で新しい老化制御遺伝子がみつかれば、それをもとにして老化を遅らせたり老化に伴って起こる病気の予防をするゲノム創薬のヒントが得られるかもしれません。
成果報告
詳細

本田 陽子 HONDA Yoko

早稲田大学 教育・総合科学学術院 客員主任研究員


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
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