重力による茎の形態変化における表層微小管と微小管結合タンパク質の役割

公開 2020年3月18日

Aniso TubuleRoles of cortical microtubules and microtubule-associated proteins in gravity-induced growth modification of plant stems

完了
宇宙利用/実験期間 2013年 ~ 2015年
研究目的 重力の大きさが非常に小さい宇宙での植物の体作りを明らかにします。植物の細胞が伸びる方向を決める「表層微小管」に注目し、植物が重力に耐える体を作るしくみの全容を探ります。
宇宙利用/実験内容 緑色蛍光タンパク質(GFP)によって、表層微小管に目印をつけたシロイヌナズナの種子を宇宙で発芽させ、3日間育てます。宇宙で育てたシロイヌナズナの茎の細胞の形や表層微小管の様子を「きぼう」船内にある顕微鏡を使って観察します。
期待される利用/研究成果 植物が重力に耐える体を作るしくみがわかれば、そのしくみを利用して植物の形をコントロールすることができ、地球上での植物の効率的な生産が可能になると期待されています。さらに、将来の宇宙における植物栽培にも大いに役立つと思われます。
成果報告
関連トピックス
詳細

曽我 康一 SOGA Kouichi

大阪市立大学 大学院理学研究科 准教授


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
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