更新 2024年2月 9日
公開
2023年12月21日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きぼう」利用定型プロトコルによる医学系研究として、1件の提案を選定しました。
JAXAは、JAXAが設定する定型プロトコルの範囲内で、優れた知を世界に先駆け生み出し、将来的な科学技術イノベーション創出の源泉となる成果を創出するため、微小重力などの「きぼう」日本実験棟の特徴を最大限に活用する独創的かつ先導的で国際的に高い水準の医学系学術研究提案を、2023年4月から7月にかけて、募集しました。
応募のあった提案5件について、きぼう利用テーマ選考評価委員会(生命医科学)及びJAXAにて選考した結果、以下のとおり1件のテーマを選定しました。
選定後は、研究代表者の所属機関とJAXAにて共同研究契約等を締結し、2025年度末からの宇宙実験開始を目指して、研究者が主体となってJAXAと連携し実験計画の詳細化、技術検討などのフィジビリティスタディを行います。その後、きぼう利用テーマ選考評価委員会およびJAXAにて、フライト実験準備への移行可否を審査します。
選定テーマ一覧
提案者 | テーマ名 |
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斎藤 芳郎(東北大学) | 微量元素プロファイルに基づく宇宙空間における健康維持/ 疾患リスク管理システムの開発 [ pdf: 461.6 KB] |
関連リンク
- 2023年度「きぼう」利用定型プロトコルによる医学系研究提案募集について(2023年4月11日)