2023年度「きぼう」船内利用フラグシップミッション募集の選定結果について

更新 2024年2月16日
公開 2023年12月21日

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の船内利用フラグシップミッションとして、5件の提案を選定しました。

JAXAは、ISS・「きぼう」の船内環境の特徴を最大限に活用して、歴史に残る成果の創出を目指し、『「きぼう」を使った社会課題解決あるいは知の創造に貢献する研究』および『人類の宇宙(特に、月や火星)への進出に貢献する研究』から13の募集対象領域を設定し、その領域に係る研究提案の募集を、2023年4月から7月にかけて、フラグシップミッション募集として行いました。

応募のあった提案43件について、きぼう利用テーマ選考評価委員会およびJAXAにて選考した結果、以下のとおり5件のテーマを選定しました。

選定後は、研究代表者の所属機関とJAXAにて共同研究契約等を締結し、研究者が主体となってJAXAと連携し研究計画の検討、実験計画の詳細化、技術検討などを行います。この間、きぼう利用テーマ選考評価委員会およびJAXAにて、フェーズ毎に、フィジビリティスタディ(FS)作業への移行可否、フライト実験準備への移行可否を審査します。

選定テーマ一覧

提案者 テーマ名
山本 雅之(東北大学) 宇宙マウス研究から健康長寿社会の実現に向けて [ pdf: 201.3 KB]
若山 照彦(山梨大学) マウスの生殖と継世代プロセスに及ぼす宇宙環境の影響 [ pdf: 261.7 KB]
田辺 光昭(日本大学) 微小重量場を用いた自発点火限界近傍における液滴列冷炎燃焼実験によるSAFの爆発ダイナミクス解明 [ pdf: 340.8 KB]
村谷 匡史(筑波大学) 宇宙飛行士デジタルツイン:iPS細胞と人工知能の応用による宇宙個別化医療の展開 [ pdf: 383.3 KB]
小林 俊寛(東京大学) 宇宙環境で作る生殖細胞の継世代影響の解明 [ pdf: 485.2 KB]

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