公開 2025年11月 4日
国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に設置された固体燃焼実験装置(SCEM)により、材料の燃焼性に与える重力影響に関する研究や、軌道上での材料難燃性実証等の実験が可能となりました。
そして今、民間宇宙ステーションが地球低軌道の主役となる新時代が近づいています。
JAXAは、ISSで構築した稀有な実験環境を民間ステーションでも維持・深化させていきたいと考えています。気候変動に対処するための脱炭素社会の実現や、AIを活用したモデルベース開発の高度化等に貢献する、液体燃料等による燃焼実験も含め、産学官のニーズに応え、宇宙での燃焼実験でしか得られない価値を届けて行きます。
KIBO X-Talk 燃焼研究
宇宙実験の最新研究成果についてJAXA と研究者が対談しました。 宇宙実験のマル秘エピソードも含めながら、「きぼう」での燃焼実験に携わった藤田修先生(北海道大学)、三上真人先生(山口大学)、菊池技術領域主幹(JAXA)が、「ものが燃える謎」について熱く語ります。聞き手は「きぼう」利用の促進に携わる明石研究開発員(JAXA)です。この様子は動画配信およびインタビュー記事でお届けします。
インタビュー
動画
アンケート
宇宙での燃焼実験についての期待や、活用する機会があった場合どのような実験に興味があるか教えてください




