モデル植物シロイヌナズナを用いた「きぼう」でのライフサイエンス実験を行いました

公開 2025年5月22日

2025年1月28日から2月11日にかけて、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟で、「宇宙微小重力・高紫外線環境ストレスに対する植物の応答解析(Plant UV-B)」実験が、軌道上の宇宙飛行士と地上との連携で行われました。この実験では、シグナス補給船運用21号機(NG-21)でISSに運ばれた植物サンプルが使われました。
「きぼう」内で栽培された植物は、宇宙飛行士がサンプリングと処理を行った後、冷蔵、または冷凍保管されました。これらの植物サンプルは、地球に帰還後、地上でさまざまな解析をすすめ、将来の月や火星での宇宙植物栽培に役立てられます。

軌道上運用時の筑波宇宙センター実験エリアの様子
Plant UV-B実験を行うHague宇宙飛行士 (Image by JAXA/NASA)
Plant UV-B実験で使用する植物実験ユニット(PEU)と植物生育容器
軌道上運用時の筑波宇宙センター実験エリアの様子(動画)
本実験の詳細は以下をご覧ください。

研究代表者インタビュー

Plant UV-B実験の研究代表者である日出間純先生(千葉大学)に、お話を伺いました。
日出間先生には、この実験の目的や概要はもちろん、これまでの宇宙植物実験との違いや特徴を詳しく伺いました。また、宇宙実験の準備で直面した苦労話、そしてPlant UV-Bの成果が将来どのように役立つのかについても、わかりやすくお話しいただきました。
特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
きぼう利用プロモーション室
お問い合わせ

きぼう利用ネットワーク

「きぼう」利用や宇宙実験に関する最新情報をお届けします。「きぼう」利用や宇宙実験に興味のある方はどなたでもご参加いただけます。

  • きぼう利用ネットワーク
  • きぼう利用ネットワークTwitter
  • メンバー登録フォーム
  • メンバー情報変更フォーム
  • メンバー情報登録解除フォーム