「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)の開発に関する選定結果について

公開 2025年1月21日

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きぼう」利用サービスの向上を目指し、発展の著しい遠隔化・自動化・自律化技術を「きぼう」の実験技術に取り入れるため、 「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)の開発に関する業務において、2024年8月から10月にかけ、技術提案方式(RFP)の募集を行いました。
応募提案をJAXAに設置した選定委員会において審査した結果、各開発・支援領域別に選定した以下の企業3社と契約を締結しました。約2年後の打上げ、宇宙実験を目指し、協働して技術実証実験に向けた準備を進めます。

契約企業一覧

提案企業 開発・支援領域
スペースエントリー株式会社
  • システムインテグレーション・安全審査対応支援
株式会社ヨシダ
  • クリーンベンチ系開発
株式会社セック
  • ロボット制御系開発

関連リンク

「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)について

図1 GEMPAK全体構成案(概要)

GEMPAKは、JAXAが開発を進めている、ロボットアームと実験に必要な封入環境を組み合わせたISS・「きぼう」船内で運用する自動実験システムです。このシステムは、小動物飼育ミッションにおける操作を主テーマとし、発展の著しい遠隔化・自動化・自律化技術を活用することで、研究者や利用者が自ら操作できる効率的・効果的な宇宙実験・利用の機会提供を目指しています。

イベント出展

GEMPAKは2月3日(月)に開催される「きぼう」利用シンポジウム2025にて会期中、展示ブースを設けております。展示ブースではポスターや実機を用いて「きぼう」での自動実験システムについて紹介します。GEMPAK担当もブースにおりますので、お立ち寄りください。


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
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