公開 2019年12月10日
「きぼう」日本実験棟を利用する高品質タンパク質結晶生成実験(Protein Crystal Growth: PCG)の第3期実験シリーズ第5回実験を開始しました。
実験機材及び実験サンプルは2019年12月6日午後6時34分(日本時間)にプログレスMS-13補給船(74P)にて打ち上げられ、12月10日に宇宙飛行士により「きぼう」船内実験室の恒温槽に設置されました。今後、20℃で温度制御しながら結晶成長させ、2月上旬にソユーズ宇宙船で実験サンプルを地上に回収する予定です。
今回のタンパク質実験の利用機関は表1のとおりです。
No. | 提案者 | 所属機関 |
---|---|---|
1 | 阿部義人 准教授 | 九州大学 |
2 | 有竹浩介 教授 | 第一薬科大学 |
3 | 稲岡健ダニエル 准教授 | 長崎大学 |
4 | 裏出令子 特任教授 | 京都大学 |
5 | 小田康祐 助教 | 広島大学大学院 |
6 | 阪本泰光 准教授 | 岩手医科大学 |
7 | 志波智生 教授 | 京都工芸繊維大学 |
8 | 中川敦史 教授 | 大阪大学 蛋白質研究所 |
9 | 平野優 主幹研究員 | 量子科学技術研究開発機構 |
10 | 藤井郁雄 教授 | 大阪府立大学大学院 |
11 | 前田雄一郎 シニアリサーチフェロー | 名古屋大学大学院 |
12 | 松村洋寿 講師 | 秋田大学 |
13 | 森本幸生 教授 | 京都大学 原子炉実験所 |
14 | 吉田裕美 准教授 | 香川大学 総合生命科学研究センター |