公開 2020年5月13日
超小型衛星放出プラットフォーム
<超小型衛星を放出しました(J-SSOD#13※1)>
- 4月28日に船外に搬出した超小型衛星(Quetzal-1) ※2は、同深夜(4月29日)にライブ中継で関係者が見守る中、宇宙空間へ放出されました。
- 4月29日、地上から「きぼう」ロボットアームを操作し、小型衛星を放出した後のJ-SSOD#13を船内に搬入しました。J-SSOD#13は5月1日にスライドテーブルから取外されました。
- ※1 小型衛星放出機構(J-SSOD)による超小型衛星放出の第13回シリーズ
- ※2 グアテマラ・デル・バジェ大学が開発した衛星。JAXAと国連宇宙部(UNOOSA)が連携して推進しているKiboCUBEプログラム(第2回)にて選定
- 関連トピックス: 「きぼう」から超小型衛星1機を4月28日(火)に放出する予定です
- プレスリリース: JAXAと国連宇宙部との連携協力(KiboCUBE)に基づく第2回選定のグアテマラ衛星の「きぼう」からの放出について
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※3を利用した実験を行っています>
- 4月27日、29日に準備を行い、4月30日に実験を行いました。
超長期有人宇宙滞在技術や地球低軌道及び探査技術の獲得
<無線LAN伝送軌道上実証(WLD※4)の準備>
- 「こうのとり」9号機(HTV9)ミッションでWLDの軌道上実証を行うため、準備作業を4月30日、5月5日、7日、8日に行いました。
- 5月7日、8日にはHTV9の打ち上げに向けて、PROX※5を起動し、地上からシステムのチェックアウトを行いました。
継続実施中
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 簡易曝露実験装置(ExHAM) を利用した曝露実験
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置(HDTV-EF2カメラ) の利用
- 小型衛星光通信実験装置(SOLISS)
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
- 「きぼう」船内の宇宙放射線計測(Area PADLES)
- 長期宇宙滞在がヒトの脳循環調節機能に及ぼす影響(Cerebral Autoregulation)
- 閉鎖微小重力環境下におけるプロバイオティックスの継続摂取による免疫機能及び腸内環境に及ぼす影響の検討に係る共同研究(Probiotics)
資料
タイトル | サイズ | ID |
---|---|---|
先週の実績 2020.04.27-2020.05.10 | [ pdf: 95.6 KB] | 71335 |
今週・来週の予定 2020.05.11-2020.05.24 | [ pdf: 91.4 KB] | 71336 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
きぼう利用プロモーション室
お問い合わせ