新たにきぼう有償利用制度(非定型サービス)を使って、「きぼう」で独自のミッションを実現しようとされる方向けに、ミッション具体化のプロセス、申込から契約締結までの流れ、準備のプロセスや取り組むべき事項などをまとめたガイドブックを作成しました。
きぼう利用は、主に科学や教育目的で実施される利用(無償利用)と、必要経費をお支払いいただき成果占有・非公開で実施する有償利用に分けられます。このうち、有償利用は以下の3つに分けられます。
(1)事業者サービス
きぼう利用サービス提供事業者*1 から提供されているサービス(超小型衛星放出、船外利用サービス、高品質タンパク質結晶生成)
(2)有償利用(定型サービス)
JAXAが受託する、実施手順が確立し利用料金がカタログ化されている有償利用(静電浮遊炉(ELF)を利用した高温熱物性測定)
(3)有償利用(非定型サービス)
JAXAが受託する、実施手順が確立しておらずそのつど手順などを検討した上で行う多様な有償利用(「きぼう」船内の空間利用、利用者が開発した装置の実証、持ち込み実験装置の利用など)
本ガイドブックは、(3)のサービスを利用する場合のガイドブックになります。ミッションの具体化、申込から契約締結までのプロセス、ミッションの全体プロセス管理、開発や輸送、運用準備、実運用などをまとめており、まだ有償利用制度(非定型サービス)をご存じない方に向けて、どのような作業があり、どう進めたらよいのかの全体像を把握することができるガイドブックになっています。サービスの利用をご検討の際に、ぜひご利用ください。また、記載内容以上の詳細が気になる方やご不明点などがありましたら、お問い合わせ窓口からご連絡ください。
*1 JAXAから移管された実験技術をもとに、独自のサービスなどを組み合わせて利用者(エンドユーザ)に有償できぼう利用サービスを提供している事業者
ガイドブック
タイトル | サイズ | ID |
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きぼう有償利用(非定型サービス)利用の手引き 利用者、きぼう利用ユーザインテグレータ向け | [ pdf: 1.7 MB] | 73497 |
ご不明な点は遠慮なくお問い合わせ下さい。