公開 2022年7月29日
東北復興宇宙ミッション2021
一般財団法人ワンアース
東日本大震災発災から10年である2021年3月11日を期し、東北三県(福島県、宮城県、岩手県)の被災者を主体に日本から全世界に、復興支援への感謝の気持ちと、震災の記憶と教訓を伝承するためのメッセージを国際宇宙ステーション(ISS)から発信しました。
「きぼう」での取組み
復興10年を物語る写真・メッセージを込めた長さ7メートル程度の横断幕を2021年2月に打ち上げ、同月中にISS「きぼう」日本実験棟内に展開し、野口聡一宇宙飛行士が代読する形で感謝のメッセージを収録しました。収録映像は後日世界に発信され、横断幕は2021年7月に地上に回収され東北三県などで展示リレーを行いました。
また、各地域が選んだ記念品(花や農作物の種など)も2021年6月に打上げ、翌月地上に回収しました。地域活性化や震災の記憶と教訓の伝承に息長く活用しています。