更新 2021年3月25日
ExHAM利用の船外曝露環境での簡易実験サービスは終了しました。
中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)を用いた曝露実験サービスを予定しています。
中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)を用いた曝露実験サービスを予定しています。
サービス概要
簡易曝露実験装置(ExHAM)は、宇宙の曝露環境を利用する小型の実験サンプルを「きぼう」船外に取り付けることが可能な機構です。材料や部品の宇宙環境による変化・劣化を調べたり、宇宙空間に浮遊している物質を捕獲できます。
10㎝×10㎝(タイプ1)、もしくは10㎝×20㎝(タイプ2)の大きさのサンプルを搭載することができ、タイプ1の搭載サンプルはExHAMの上面に7個、側面に13個搭載することができます。 宇宙空間への曝露期間は、半年、1年、2年など設定した後、地上への回収が可能です。
過去に行った類似例としては、シリコーンコーティングしたポリイミドフィルムの原子状酸素耐性試験 や、微粒子捕獲による新種の地球外物質の発見 があります。
装置スペック
プロジェクトの流れ
- 「試料」をExHAMへ取り付けます。
- ExHAM(試料含む)をISSへ船内環境で打上げ、「きぼう」のエアロックを経由して船外へ搬出し、「きぼう」のロボットアームにより所定の「きぼう」船外実験プラットフォーム上へ設置します。
- 約1年後、ExHAM(試料含む)をISSから地上へ回収し、ユーザー様へ「試料」を返品します。
詳細資料
タイトル | サイズ | ID |
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簡易曝露実験装置(ExHAM)(A4、4ページ) | [ pdf: 3.3 MB] | 67825 |