「きぼう」から超小型衛星4機放出に成功!

公開 2022年12月 5日

2022年12月2日に、「きぼう」日本実験棟から、下記4機の衛星が放出されました。

  • BIRDS-5※1
    • PearlAfricaSat-1: Uganda Science, Technology, and Innovation Office of the President
    • TAKA:九州工業大学
    • ZIMSAT-1:ジンバブエ国家地理宇宙機関
  • SpaceTuna1:事業者衛星(事業者※2:三井物産エアロスペース株式会社)
  • ※1 BIRDSプロジェクト(正式名:Joint Global Multi Nation Birds): JAXAと九州工業大学の戦略的パートナーシップ契約に基づき、日本の九州工業大学とアジア・アフリカ諸国が参加して、超小型衛星を共同開発・運用する国際的な衛星開発プロジェクトです。
  • ※2 JAXAは「きぼう」からの超小型衛星放出事業を民間企業2社に移管しています。
放出衛星:PearlAfricaSat-1, TAKA, ZIMSAT-1, SpaceTuna1(ⒸJAXA/NASA)

BIRDS-5

  • 衛星名/ 機関 PearlAfricaSat-1 [サイズ:1U]/ Uganda Science, Technology, and Innovation Office of the President
  • 衛星名/ 機関 TAKA [サイズ:2U]/ 九州工業大学
  • 衛星名/ 機関 ZIMSAT-1 [サイズ:1U]/ ジンバブエ国家地理宇宙機関
  • ミッション
    • APRS(位置情報発信システム)デジピーターのデモンストレーション
      • ストアアンドフォアード(Store-and-Forward (S&F))の実証
      • 九工大BIRDS-NESTシステムの技術実証
      • Double Langmuir Probe(DLP)プラズマ測定器の実証
    • 姿勢可視化の技術実証
      • On-board Image Classification
    • 土地利用と土地被覆の技術実証
    • PINO高エネルギー電子線検出器の技術実証(TAKAのみ)

Space Tuna1

  • 衛星名 Space Tuna1 [サイズ:1U]
  • 機関 近畿大学
  • 事業者 三井物産エアロスペース株式会社
  • ミッション
    • 衛星に搭載した再帰性反射材シートに地上からレーザーを照射することで反射基礎特性の取得
    • 衛星に搭載した青色LEDを点灯させることで地上の望遠鏡による軌跡観測
©近畿大学
特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA

 


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