きぼう利用ネットワーク・クロス2022年度~創薬・生命医科学分野における「きぼう」利用拡大~

公開 2022年11月29日

日本薬理学会ランチョンセミナー×きぼう利用ネットワーク・クロス
宇宙利用最前線 ~国際宇宙ステーション・「きぼう」、創薬・生命医科学研究への貢献~

国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟の利用成果の最大化に向け、JAXAでは創薬・生命医科学分野の「きぼう」利用について、以下の重点化領域(プラットフォーム)を設けて進めています。

  • タンパク質の立体構造解析に基づく薬剤設計支援(新薬設計支援プラットフォーム)
  • 小動物の宇宙飼育を通じたヒトの健康長寿に関連する研究への貢献(小動物飼育装置を使用した健康長寿研究支援プラットフォーム)
  • 細胞医療への貢献に向けた立体培養技術の有効性実証(次期プラットフォーム候補としての細胞医療研究支援)

これらのプラットフォームを宇宙環境利用を支える研究開発基盤に位置付け、国の戦略的な研究や課題解決型研究等での活用、民間企業の研究開発等での活用、有人宇宙技術開発での活用などを推進しています。

また、JAXAではこれまでの「きぼう」利用の成果や現在利用できるサービスを紹介し、今後の「きぼう」利用や将来の低軌道利用、有人宇宙探査のための「きぼう」利用についてご検討いただく場として、「きぼう利用ネットワーク・クロス」と称したセミナーを定期的に開催しています。

今回は、日本薬理学会の第96回年会のランチョンセミナーにおいて、きぼう利用ネットワーク・クロスとして、上記3つのプラットフォームをご紹介します。

学会に参加の皆さま、ぜひご参加ください。

ランチョンセミナー概要

テーマ
開催日時、場所
  • ご参加には第96回日本薬理学会年会への参加登録(有料)が必要です。
  • 当日8時~11時半にパシフィコ横浜2Fロビーで整理券を配布しますのでご利用ください。(整理券はランチョンセミナー開始5分後に無効になります)
  • (参考)第96回日本薬理学会年会
登壇者
  • 西島 和三(日本学術振興会 監事/東北大学未来科学技術共同研究センター 特任教授/横浜市立大学医学部 客員教授)
  • 白川 正輝(JAXA きぼう利用センター センター長)
  • 芝 大(同 技術領域主幹)
  • 東端 晃(同 技術領域主幹)
  • 山田 貢(同 技術領域主幹)

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