「きぼう」から超小型衛星4機放出に成功!

公開 2021年10月 7日

2021年10月6日に、「きぼう」日本実験棟から、4機の衛星を放出しました。

  • BIRDS-2S※1:Maya-3とMaya-4 [フィリピン大学ディリマン校(フィリピン)/九州工業大学(日本)]
  • Binar-1 ※2 [カーティン大学(オーストラリア)]
  • CUAVA-1 ※3 [シドニー大学(オーストラリア)]
  • ※1 BIRDSプロジェクト(正式名:Joint Global Multi Nation Birds)
    JAXAと九州工業大学の戦略的パートナーシップ契約に基づき、日本の九州工業大学とアジア・アフリカ諸国が参加して、超小型衛星を共同開発・運用する国際的な衛星開発プロジェクト。
  • ※2 西オーストラリア州初の超小型衛星
  • ※3 オーストラリアの産学連携コンソーシアムCUAVA初の超小型衛星
放出1回目:Binar-1, BIRDS-2S(Maya-3 and Maya-4)(ⒸJAXA/NASA)
放出2回目:CUAVA-1(ⒸJAXA/NASA)
  • 衛星名 Maya-3、Maya-4 [サイズ:各1U]
  • 機関 九州工業大学/ University of the Philippines Diliman(フィリピン大学ディリマン校)
  • ミッション
    • 宇宙空間における磁場の測定
    • RGB、および近赤外カメラによる、画像および動画取得の技術実証
    • COTS品であるAPRS Digipeaterのデモンストレーション
  • 衛星名 Binar-1 [サイズ:1U]
  • 機関 Space BD 株式会社 /カーティン大学(オーストラリア)
  • ミッション
    • 衛星バス部の主要動作システムである電源、姿勢制御、通信系システム等の実証
    • スタートラッカー用のカメラの実証
  • 衛星名 CUAVA-1 [サイズ:3U]
  • 機関 Space BD 株式会社 /シドニー大学(オーストラリア)
  • ミッション
    • 小型ハイパースペクトルイメージャーの軌道上実証
    • 小型GPS関連モジュールの軌道上実証
    • 宇宙空間における放射線環境計測

 


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