国連宇宙部(UNOOSA)とJAXAによるKiboCUBEプログラム第7回公募開始のお知らせ

公開 2021年7月16日

JAXAと国連宇宙部(UNOOSA)は、KiboCUBEプログラムの第7回公募を開始しました。KiboCUBEは、選定された機関に対し国際宇宙ステーション 「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星の放出機会を提供するプログラムで、発展途上国などの宇宙関連技術向上への貢献などを目指し、国連宇宙部とJAXAが共同で実施しています。本プログラムでは、これまで計6機関を選定しており、このうち3機関の衛星を「きぼう」の超小型衛星放出機構(J-SSOD)を用いて放出しました。

本プログラムが対象とするのは、1Uキューブサットと呼ばれる約10cm3の超小型衛星です。より大型の衛星と比較して開発が容易かつ予算を低く抑えられることから、教育、人材育成、技術実証等に広く活用されています。このような超小型衛星の意義を踏まえ、JAXAと国連宇宙部は今回の公募に合わせ、超小型衛星の開発に関するオンライン教育プログラム「KiboCUBEアカデミー」を実施します。超小型衛星の技術、開発プロセス等に関する講義・インタラクティブセッション等を通じ、選定される機関にとどまらず、広く発展途上国の能力向上に貢献していきます。

本件の詳細については、以下の国連宇宙部のHPをご覧ください。

「きぼう」から放出されるKiboCUBE第3回で選定された超小型衛星「MIR-SAT1」(2021年6月22日)©JAXA/NASA
モーリシャス学術研究イノベーション会議が開発した超小型衛星「MIR-SAT1」
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA

 


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