「きぼう」からの衛星放出事業の民間移管後初となる超小型衛星がJAXAに引き渡されました~いよいよ小型衛星放出事業が本格化します~

公開 2019年12月 6日

2019年12月5日、JAXA筑波宇宙センターにおいて、『G-SATELLITE』衛星が事業者であるSpace BD株式会社からJAXAに引き渡され、来年春頃の放出を目指して、打ち上げに向けた準備作業を開始しました。

今回引き渡された衛星は、2018年に超小型衛星放出サービス事業者として選定されたSpace BD株式会社への事業移管後、記念すべき第一号の衛星となります。 事業者選定以降、JAXAでは衛星放出にかかる様々なプロトコルや技術移転を行ってまいりました。関係者が見守る中、事業者初となる小型衛星が引き渡されたことは、JAXAが進める民間等による「きぼう」利用サービスの事業自律化を後押しするものとなります。

超小型衛星を前に記念撮影を行う衛星開発チームとJAXA関係者ら(出典:JAXA)
  • 衛星名G-SATELLITE [サイズ:3U]
  • 機関東京大学
  • 事業者Space BD株式会社
  • ミッション東京2020大会の期間前から期間中にかけて宇宙から応援メッセージを送ることを目的とした超小型衛星。世界的に有名な作品のキャラクターと3か国語でメッセージを表示する電光掲示板を搭載し7つのカメラでこれらを撮影し、地上へ配信する。
(出典:JAXA)

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