公開 2023年12月15日
今回放出される衛星は、東京大学が主体となり、日本大学とJAXAが共同で開発した超小型衛星BEAKと事業者衛星* であるClark sat-1(事業者:Space BD株式会社)の計2機です。
- * JAXAは「きぼう」からの超小型衛星放出事業を民間企業2社に移管しています。
- 衛星名 BEAK [サイズ:3U]
- 機関 東京大学/日本大学/JAXA
- ミッション
将来の超小型惑星探査機のための以下の技術実証実験を行う。- 大気抵抗発生部(SAPと膜面)分離による軌道制御模擬実験
- 形状記憶合金を用いたエアロシェル展開の軌道上実証実験
- 超小型推進装置(水レジストジェット)の軌道上作動実証実験
- 超小型姿勢制御系による姿勢制御実験
- 衛星名 Clark sat-1 [サイズ:1U]
- 機関 クラーク記念国際高等学校/株式会社アークエッジ・スペース
- 事業者 Space BD株式会社
- ミッション
- 高校生自身が考え自ら収録した音声メッセージ・画像データを管制局および一般のアマチュア局に向けて送信する
- これにより、地球および宇宙の環境問題に取り組んでいる団体・個人に応援メッセージを送信する。
- また、衛星に搭載するカメラにより地球環境を撮影し、管制局および一般のアマチュア局へ送信する。
関連リンク
※ 特に断りのない限り、画像クレジットは JAXA