搭載実績一覧 > Stem Cells実験
「きぼう」での長期に渡る有人活動では宇宙放射線の人体への影響、特に、子孫に関わる生殖細胞への影響の有無は重要課題の一つです。Stem Cells実験は、凍結した万能細胞(ES細胞)を「きぼう」船内に保管して持ち帰って解析します。
Stem Cells実験は、国際宇宙ステーション(ISS)にマウスの万能細胞の一種である胚性幹細胞(ES細胞;Embryonic Stem Cell)を打ち上げて長期間冷凍保存し、その後、地上に戻してDNA切断や染色体異常、発生能力などを解析し宇宙環境の哺乳動物(マウス)細胞への影響を調べる実験です。
これらの実験のため、サンプルケース近傍にBio PADLES(6個)も搭載され、搭載期間中の生物試料の被ばく線量を計測してます。
<搭載期間:2013年3月~2014年5月(444日)>
Stem Cells実験に搭載したBio PADLES線量計 |
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Stem Cells Bio PADLES打上げ時 コンフィギュレーション |
リンク先:JAXAデジタルアーカイブ
Stem Cells実験を行う若田光一宇宙飛行士
http://jda.jaxa.jp/result.php?lang=j&id=9e768a6c34d8564a9ef0d04574e6ffdd
<搭載期間:2014年4月~2014年10月(288日)>
Stem Cells実験に搭載したBio PADLES線量計 |
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