搭載実績一覧 > Space Pup実験
Space Pup実験は、ほ乳類の生殖細胞が宇宙空間で長期間保存可能かどうか検討し、将来人類も含めたほ乳類が宇宙で繁栄できるか確かめる実験です。
Space Pup実験は、国際宇宙ステーション(ISS)に、凍結乾燥させたマウスの精子を打ち上げて、ISSで長期間冷凍保存し、その後、地上に戻して顕微授精(顕微鏡下で精子を卵子内へ注入すること)を行います。そして宇宙保存精子による受精率、放射線の影響、DNA損傷(修復)率、初期発生の正常性、および最も重要な産仔の出産率(子どもが生まれる率)を調べます。
これらの実験のため、サンプルケース近傍にBio PADLES(2個)も搭載され、搭載期間中の生物試料の被ばく線量を計測してます。
Space Pup実験に搭載したBio PADLES線量計 |
|
Space Pup打上げ時コンフィギュレーション |
被ばく線量の計測結果は PADLESのフライトスケジュール/計測結果 へ