搭載実績一覧 > Resist Tubule実験
Resist Tubule実験は、微小重力下で生育させたシロイヌナズナを、地上あるいは宇宙の人工重力下で生育させたものと比較して、その成長の様子から遺伝子の働きや細胞内の変化に至るまでを詳しく調べます。
Resist Tubule実験では、地上で減菌したシロイヌナズナを使い、3種類の異なる実験を行います。
1つ目は、種子が発芽した後に3日間生育させ、蛍光顕微鏡を使って細胞構造を観察します。
2つ目は、1つ目と同じように育てたシロイヌナズナを冷蔵して地上に持ち帰り、観察します。
3つ目は、発芽したシロイヌナズナを30日間生育させ、茎などの成長を観察・撮影した後に、遺伝子保存剤で処理・冷凍して地上に持ち帰りました。
これらの実験のため、試料容器近傍にBio PADLESも搭載され、搭載期間中の生物試料の被ばく線量を計測しました。
<搭載期間:2012年10月(21日)>
ResistTuble実験に搭載したBio PADLES線量計 |
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Resist Tubule Bio PADLES打上げ時 コンフィギュレーション |
Resist Tubule Bio PADLES帰還時 コンフィギュレーション |
<搭載期間:2013年8月~2014年5月(288日)>
ResistTuble実験に搭載したBio PADLES線量計 |
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Resist Tubule Bio PADLES打上げ時 コンフィギュレーション |
Resist Tubule Bio PADLES帰還時 コンフィギュレーション |
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