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宇宙実験の実施

Rad gene/LOH実験

Rad Geneパッチロゴ LOHパッチロゴ

「きぼう」での初めての生命科学実験として、RadGene/LOH実験が行われました。

RadGeneは、宇宙放射線環境において、がん抑制遺伝子"p53"とそれに関連する遺伝子群が、細胞の突然変異誘発をどのように抑制するのかを明らかにする実験です。LOHは、宇宙放射線による遺伝子の損傷を高感度に検出し、さまざまな損傷の種類を詳細に解析する実験です。

Rad gene実験の詳細はこちら。  LOH実験の詳細はこちら。
RadGene/LOH実験の実験操作を行うサンドラ・マグナス宇宙飛行士
RadGene/LOH実験の実験操作を行うサンドラ・マグナス宇宙飛行士

凍結状態で打ち上げられたヒトのリンパ球細胞を宇宙で解凍し、微小重力区と1Gの重力区において37℃で培養します。その後再び凍結して地上に持ち帰り、宇宙放射線による生物影響を解析します。

これらの実験のための細胞培養容器近傍にBio PADLES(全3個)も搭載され、搭載期間中の生物試料の被ばく線量を計測しました。

Rad Gene/LOH実験に搭載したBio PADLES線量計打ち上げ前に、Bio PADLES線量計(No.3)を生物試料の入った細胞培養容器に封入するところ
(左)Rad gene/LOH実験に搭載したBio PADLES線量計
(右)打ち上げ前に、Bio PADLES線量計(No.3)を生物試料の入った細胞培養容器に封入するところ




被ばく線量の計測結果は PADLESのフライトスケジュール/計測結果

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