搭載実績一覧 > Multi Omics Mouse実験
宇宙では宇宙放射線、微小重力、閉鎖空間などにより、生体は様々な影響を受けます。宇宙飛行士、およびマウスのサンプルを用いて、腸内細菌叢、代謝産物、免疫系が宇宙飛行によりどのように変化するのかを調べます。あわせてプレバイオティクス(有益な腸内細菌を増やす物質)の効果を調べます。
Multi Omics Mouse実験は、飛行前後、飛行中に採取した、宇宙飛行士やマウスの糞便などを用いて、腸内細菌叢の宇宙飛行による変動を調べ、宇宙環境が免疫系に及ぼす影響を明らかにします。これらの実験のため、サンプルケース近傍にBio PADLES も搭載され、搭載期間中の生物試料の被ばく線量を計測しました。
<搭載期間:2017年8月~2017年9月(33日間)>
Multi Omics Mouse実験に搭載したBio PADLES線量計
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