搭載実績一覧 > MEDAKA OSTEOCLAST実験
MEDAKA OSTEOCLAST実験は、宇宙においてメダカを用いて破骨細胞の状態を解析し、骨吸収の新しい機構を明らかにしていく実験です。
MEDAKA OSTEOCLAST実験では、2つの実験を行います。
1つ目は、長期飼育実験です。
メダカ幼魚を軌道上に打ち上げ、国際宇宙ステーションの水棲生物実験装置で約2ヶ月間飼育します。その後化学固定してから地上に回収し、歯と骨の周囲にある組織と細胞について組織解析と遺伝子発現解析を行います
2つ目は、短期蛍光観察実験です。
破骨細胞あるいは骨芽細胞で特異的に蛍光を発するトランスジェニックメダカの胚や雑魚を軌道上に打ち上げ、蛍光顕微鏡で、宇宙での破骨細胞と骨芽細胞の動きをリアルタイムで観察します。
これらの実験のために、水棲生物実験装置近傍にBio PADLES(2個)も搭載され、搭載期間中の生物試料の被ばく線量を計測しました。
MEDAKA OSTEOCLAST実験に搭載したBio PADLES線量計 |
MEDAKA OSTEOCLAST打上げ時コンフィギュレーション | |
(左)水棲生物実験装置への取付け位置(S/N OC001,002) | (右)水棲生物実験装置に添付されたBio Dosimeter |
被ばく線量の計測結果は PADLESのフライトスケジュール/計測結果 へ