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宇宙実験の実施

Dome gene実験

Dome Geneパッチロゴ

Dome Gene実験は、分子生物学の分野でポピュラーなアフリカツメガエルの細胞を使い、からだを形つくる組織形成や遺伝子の働きについて、重力のある環境と微小重力環境での比較実験です。

Dome Gene実験の詳細はこちら。
Dome Gene実験の実験操作を行う若田宇宙飛行士
Dome Gene実験の実験操作を行う若田宇宙飛行士

10日間程度かけて実験サンプルの培養を行った後、培養細胞の顕微鏡観察と細胞の化学固定(薬剤処理)後に凍結保存をします。

地上に持ち帰り、遺伝子の網羅的解析などを実施します。

打ち上げ後すぐに培養して、打ち上げたシャトルで帰還する短期実験群(スペースコントロール、搭載期間13日間)と、培養期間後に長期間、ISSに保管された長期実験群(搭載期間137日間)の2つの実験群があります。

これらの実験のための細胞培養容器近傍にBio PADLES(短期・長期実験群用、全4個)も搭載され、搭載期間中の生物試料の被ばく線量を計測しました。

Dome gene実験に搭載したBio PADLES線量計
Dome gene実験に搭載したBio PADLES線量計

細胞容器Aに添付したBio Dosimeter細胞固定用シリンダーに添付したBio Dosimeter「きぼう」船内で撮影した細胞固定用シリンダーに添付したBio Dosimeter
(左)細胞容器Aに添付したBio Dosimeter
(中)細胞固定用シリンダーに添付したBio Dosimeter
(右)「きぼう」船内で撮影した細胞固定用シリンダーに添付したBio Dosimeter

被ばく線量の計測結果は PADLESのフライトスケジュール/計測結果

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