搭載実績一覧 > CAGOME実験
CAGOME実験は、ゼロ熱膨張設計を行ったオールCFRP製高精度鏡の長期宇宙曝露実験です。
<搭載期間>
2015年8月~2017年3月(578日)(回収1回目)
2015年8月~2018年8月(1080日)(回収2回目)
船外実験プラットフォーム上のハンドレールに取り付けられた簡易曝露実験装置(ExHAM) (出典:油井宇宙飛行士のツイッターより) |
CAGOME実験は、宇宙反射鏡の実用に向けて研究開発したCERP製軽量高精度反射鏡(カーボン鏡)の実験試料を、ISSの軌道(LEO)にて、最長2年間に亘り宇宙空間に曝露した後、実験試料を地上に持ち帰り、地上では模擬出来ない、熱サイクル、紫外線、放射線、原子状酸素などの宇宙複合環境ストレスによる材料、鏡面、反射鏡構造の耐性の確認を行い、長期間の経年劣化を定量的に評価する実験です。
以下のリンクに、油井宇宙飛行士がエアロック横の窓から撮影した取り付け後の写真を掲載しています。ExHAMのカメラ側に左右に分かれて取り付けられているCAGOME試料があり、これは蒸着鏡面タイプの試料(ラベル R、U)です。
<油井宇宙飛行士の活動状況(2015年11月13日)>
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/yui/news/151113.html
<簡易曝露実験装置(ExHAM)取り付け>
出典:JAXA油井宇宙飛行士のツイッターより
https://twitter.com/Astro_Kimiya/status/664561255475191810
<10月30日にエアロックに移設された時の写真>
出典: NASA Flight Directorの Ed van Cise宇宙飛行士のツイッターより
https://twitter.com/ISS_Research/status/660172403436363776
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