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プロジェクト紹介

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私たちは、これまで10年以上にわたって、宇宙ステーションでの高品質タンパク質結晶生成実験を実施してきました。微小重力下では対流が抑制されるため、高品質なタンパク質結晶を生成することができます。もちろん、薬剤候補化合物等との共結晶化も可能です。詳細な構造情報があれば、薬剤候補化合物の改良の効率化などに役立てることが可能です。

JAXAでは、打ち上げ前の結晶化条件の事前検討や試料の性状改善、X線回折実験なども含めたトータルサービスを展開しており、多くのアカデミア研究者、民間企業の皆様にご利用いただいております。現在は年に4回程度の宇宙実験を実施しており、20℃と4℃の温度帯を選ぶことができます。

高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)の概要

実験期間:約1~2ヶ月半
実験頻度:年4回程度
実験温度:20℃、4℃

高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)の概要

研究者向け