NASA PDRおよびNASA安全審査フェーズ0/Iの完了
新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)は、国際宇宙ステーション(ISS)へ接近・結合する宇宙機であることから、JAXAにおける開発要求(仕様要求や各種設計基準等)に加えて、NASAからの多岐に渡る開発要求が設定されます。そのため、各設計フェーズではNASAによる審査も行われます。
2018年6月に実施したNASA基本設計審査(NASA PDR)では、要求に基づく設計方針や開発計画の妥当性、課題とその対処方針に関する審査を受け、次フェーズの詳細設計に進むことが了承されました。
また、2018年7月に実施したNASA安全審査フェーズ0/Iでは、HTV-XのISS運用におけるハザードおよびその原因の識別に関する妥当性に関する審査を受け、フェーズIIに向けた活動に着手しました。