HTV-X運用訓練を開始しました！
HTV-X1号機の運用訓練を開始しました。
HTV-Xの船内照明はLED照明で、照度は幅広い範囲で変更可能です。 国際宇宙ステーションに到着して入室する際の作業をイメージし、打上時に設定する明るさを決めました。
運用訓練では、HTV-Xの運用管制を行う運用管制チーム「FCT：Flight Control Team」と機体システム・地上システムの状態監視・技術評価を担う技術チーム「ET：Engineering Team」の両チームのスキル向上や連携強化を図ります。
また、整備中の運用システムや、運用手順・フライトルール等の文書の確認作業も実施します。
運用訓練の裏方には「訓練チーム」がいます。NASAの管制員やISSにいるクルーの代役を務めるほか、訓練用のシミュレータに不具合を意図的に投入し、FCTおよびETの対応を確認します。
現在、HTV-X運用管制室はリニューアル工事を実施しており、先行して整備した小規模なバックアップ管制室にて第１回目の訓練を開始しました。
